出品物紹介:3rd offer
6/3(金)に3rd offer開催
第2世代の株も花を咲かせるようになり、種子も色々な種類が採れるようになってきました。
誰でも植物を輸入している昨今ですが、tresはユーフォルビアに限りますがここでしかないものを提供したいと思っています。
まだまだ安定供給には程遠いですが、未来にはユーフォルビア専門の種子ナーセリーを目指して少しずつ進めていきます。
販売方法
6/3(金) までにofferページに出品物の画像を並べておくので内容・価格などをご確認ください。
6/3(金) 21:00になりましたらそれぞれの出品物に注文番号を追記します。
- お名前
- 購入希望の出品物名
- その出品物の注文番号
以上3点をご記入の上、下記メールアドレスまでメールをお送りください。
複数の注文があった場合、先着順と致します。
注文番号の記載がない場合は注文をお受けできませんのでご注意ください。
注文メール送付先 tres.euphorbia@gmail.com
出品物紹介
No.1 Euphorbia cremersii 海外実生株
28,000円
海外で実生されたE.cremersiiです。
発根状態は申し分なく、既に鉢を持ち上げることが出来ます。
植え込み前の写真を掲載します。
最上部の塊根は直径4cm強です。この大きさの株は中々ないと思います。
①最上部の塊根だけ露出させ、丸みを楽しむ
②浅植えにし、連なった塊根を楽しむ
③塊根を外し、根挿しする
などなど色々な楽しみ方が想像できる株です。
もちろんこのサイズなら花もたくさん咲かせますので、タネ採り用にもどうぞ。
No.2 Euphorbia patula subsp. wilmaniae (ex.Euphorbia planiceps) 種子 10粒
10,000円
Euphorbia patula subsp. wilmaniaeの種子です。
E. planicepsとして入手しておりますが、現在はE.patulaの亜種としての学名が生きておりますので、この表記と致します。
親株はどちらもExotica由来(Nr.13293)で、花も確認し同定しております。
ヤフーオークションではE.planicepsは2019年3月を最後に以後出品されておらず、またこの10年間で8株しか出品されていないので珍しい種かと思います。
そして種子の販売は恐らく世界でも中々ないと思っています。
こちらの種はE.globosaやE.ornithopusなどと近縁種です。地を這うように枝をどんどん増やし、大株になると小さな山のような姿になります。
枝は徒長しやすいので、しっかりと陽・風に当てながら管理します。この辺りの種は水を切りすぎるのはよくありません。真夏・冬は断水しますが、春秋はたっぷりと水をあげます。水をたくさんあげても伸びない環境作りを心がけてください。
No.3 Euphorbia gamkensis 種子10粒
5,000円
Euphorbia gamkensis(ユーフォルビア ガムケンシス)の種子です。
Exotica由来の株同士を交け合わせて得られた種子です。
日本の気候でも育てやすい部類に入るタコもので、その栽培性と株姿で人気の種だと思います。
余談ですが、E.gamkensisは2012年に一度E.deceptaのシノニムとされたことがありましたが、花の付き方・花粉の出方・受粉温度?・実生苗の育ち方など色々見てもシノニムではないと私は考えています。2019年にめでたく再び独立となりましたが、、、正直Bruyns氏の新刊が発売されるのが少し恐いです。
No.3 Euphorbia brevirama 種子10粒
7,000円
Euphorbia brevirama(ユーフォルビア ブレビラマ)の種子です。
学名の通り短く枝を伸ばすタコものです。E.gamkensisよりは少し栽培難易度は上がりますが、まだ育てやすい部類です。この種は焦って大きくしようとせず、じっくり育ててあげてください。
No.4 Euphorbia multifolia 種子10粒
5,000円
Euphorbia multifolia(ユーフォルビア ムルチフォリア)の種子です。
成長は秋冬型という感じですが、昨年初夏に播いたものと秋口に播いたものを比べると、前者の方が発芽・生育ともに良かったので、届きましたらすぐ播種してみてください。
発芽後はやや涼しいところで管理するのがベストです。
基本的に挿し木株しか流通していません。挿し木でも充分に素晴らしい姿になるのですが、実生であればより株元からの分岐が期待できます。
No.5 Euphorbia parvimedusae 種子10粒
10,000円
Euphorbia parvimedusae(ユーフォルビア パルヴィメデューサエ)の種子です。
2021年に記載されたばかりの新種で、種子の販売は世界でもまだ見ないものだと思います。
マダガスカル中央部Fianarantsoaの北西辺りが自生地です。標本が採取されたのはこちらの座標です⇒21°10′18″S 46°35′58″E
E.subapodaが一番の近縁種となりますが、葉の形状や枝の棘などで容易に判別が可能です。
No.6 Euphorbia fanshawei 種子10粒
6,000円
Euphorbia fanshawei(ユーフォルビア ファンシャウェイ)の種子です。
アフリカ中央部、コンゴ南部やザンビアに生息するユーフォルビアです。岩場の隙間に埋まるように生えているようです。
E.deciduaと似ている姿ですが、枝の形状・花を咲かせる位置などで判別が可能です。雌花⇒雄花の順に咲くのですが、今回2株の花の咲くタイミングがキッチリ合ってしまったため、花粉を確保するのに苦労しました。
No.7 Euphorbia gloenewaldii 種子5粒 (こちらのみ5粒です。ご注意ください。)
4,800円
Euphorbia gloenewaldii(ユーフォルビア グロエネワルディー)の種子です。
自家受粉での採種です。
E.tortiramaと混同されることがありますが、この件は調べれば調べる程ややこしいものです。
また詳しくは記事にしますが、ざっくり書くと
「中央の花が両性花になることがあるか」
「蜜腺の色が赤紫か緑色か」
この2点が大きな違いです。(何点かの書籍を読んでの判断です)
株姿がグロエネワルディーの方が小型で螺旋が強いとか、棘のシールドが花芽まで繋がるというのも言われますが、実は自生地の場所や株の大きさによって、螺旋のとても強いトルチラマやシールドの繋がるグロエネワルディーがあるようなのです。。。
花茎の長さも時期や株の大きさによって異なるので、これだけでは判断出来ません。
ほんとにこれは違う種なのか疑問を抱くこともありますが、現行違う種で扱われておりますのでそれに従います。こちらの種子は、蜜腺が赤紫で中央が両性花になることがある株から採種しております。
No.8 Euphorbia primulifolia 種子10粒
4,800円
Euphorbia primulifolia(ユーフォルビア プリムリフォリア)の種子です。
赤花のプリムリフォリア同士を交配して得られた種子です。
赤花のプリムリフォリアはE.primulifolia var. begardiiとして長年扱われてきましたが、改めて調査された結果異なる種だということで2021年にEuphorbia begardiiとして独立しました。
そもそもプリムリフォリアと今回独立したベガルディ―は自生地が全く違います。本当のベガルディ―は国内で一部スバポダとして販売されているもので、プリムリフォリアとは塊根の形や葉の質感が異なります。(現状国内では何種類かがスバポダ一括りで流通しているように見受けられます。)
E.boiteauiとE.decaryiもそうなのですが、マダガスカルのユーフォルビアは相当な混乱があります。ようやく整理が始まったところです。
脱線しましたが、プリムリフォリアには現状赤花と白花があり、どちらもプリムリフォリアで、色の違いは個体群の差ということであります。先述のベガルディ―独立の論文を書いたThomas Haevermans氏に直接確認致しました。
こちらの親株も写真を見てもらい、 E.primulifoliaで間違いないと同定して頂いております。
なお上記理由により、現地で群間の交雑が起こっている可能性もあります。赤花同士の掛け合わせなので、この種子から生まれる株は赤花の可能性が高いですが、白花が生まれる可能性もゼロではありません。その点ご了承ください。
No.9 Euphorbia bongolavensis 種子10粒
2,500円
Euphorbia bongolavensis(ユーフォルビア ボンゴラベンシス)の種子です。
この種の詳細はこちら⇒ Euphorbia bongolavensis
以上9点、宜しくお願い致します。
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